氏名・連絡先からAPIキー、要配慮情報まで、日本語テキストに紛れた84種類のPII・機微情報を自動検出。障害ログ・問い合わせ・議事録・ソースコード、どんなテキストでも確認しながらマスキング・仮名化できます。原文はサーバーに保存されません。
担当より最短翌営業日にご連絡いたします
敬称・表記ゆれ・文脈依存。日本語には、多言語対応の汎用的なPII検出ツールが十分にカバーできていない構造的な難しさがあります。PII-Fiは日本語専用に設計された検出エンジンで、この課題に正面から取り組んでいます。
PII-Fi Scan はブラウザだけで使える Web アプリです。API の組み込みもスクリプトも不要。ファイル一式をドロップしてから安全なファイルを受け取るまで、3ステップで完了します。
ログ・CSV・ソースコードなどテキスト系ファイルをそのまま。複数ファイル・フォルダ・ZIP に対応し、文字コード(UTF-8 / CP932 / EUC-JP)は自動判定します。
検出された個人情報を種類別の色でハイライト表示。誤検出はワンクリックで外し、見逃しは範囲選択で追加できます。判断は常に人が握れます。
プロファイルを選ぶだけで仮名化方式を一括適用。変換前後を見比べてから、証跡レポート付きの安全なファイルを受け取ります。
実際のスキャン画面。「ファイル登録 → PII検出と仮名化 → ダウンロード」の3ステップで進みます。
形が決まったものはパターンで、知っている語は辞書で、文脈でしか決まらないものは解析と機械学習で。検出結果が競合したときは優先度と信頼度で自動解決します。
PATTERN電話番号・メール・マイナンバー・APIキーなど形式が決まった情報を高精度で捕捉
DICT実在の人名・地名・組織名・病名など「知っている語」を100万語規模の辞書で高速照合
MORPH日本語の形態素解析で姓と名の組み合わせなどを構造的に組み立てて検出
CONTEXT症状・診断・年収など、周辺の文脈があって初めて機微になる情報を判定
NER辞書にない人名・略称・外国人名を、日本語で学習した機械学習モデルが文脈から検出
「どの型を検出し、どう仮名化するか」は型ごとに設定できます。人名は自然なダミーに、認証情報は完全に伏せて、日時は残す——共有先と目的に合わせた出し分けが可能です。
| 方式 | 挙動 | 例 |
|---|---|---|
| ダミー置換 | 本物らしいダミーに置換。書式を保持 | 田中太郎 → 春山一征 |
| ラベル置換 | 型ラベルと連番に置換 | → <人名1> |
| 一部伏せ字 | 一部を残して伏せ字に | C-102938 → C-1●●●●● |
| 全伏せ字 | 全体を伏せ字に(認証情報の既定) | → ●●●●●●●● |
文書のどこに登場しても、同一人物・同一の値は同じダミーに置き換わります(照応保持)。仮名化した後も時系列の追跡や相関分析が壊れないため、障害調査や外部分析にそのまま使えます。電話番号は電話番号の形のまま、日付は有効な日付のまま置換される「書式保持」も特長です。
個人を特定する識別子だけでなく、認証情報・金融・医療・人事・経営戦略まで。検出とマスキングの対象は84種類の型として体系化され、型ごとに「検出するか」「どう仮名化するか」を設定できます。内訳は、値そのものが個人や秘密を指す識別子 40型、文脈があって初めて機微になる属性 35型、漏れたら即時に危険な認証情報 9型です。
※ 表記の長い型名は一部省略しています。「+詳細」のあるカテゴリは、対応パターンの内訳をご確認いただけます。
プロファイルエディタ。型ごとの「検出するか」「どう仮名化するか」を、実物のプレビューで確かめながら調整できます。
検出する型と仮名化方式の組み合わせは「プロファイル」として保存でき、スキャンのたびに選ぶだけで一式に適用されます。すぐ使える4つのプリセットを標準で用意しています。
PRESET障害ログ・インシデント報告を外部共有できる形に。人名・連絡先は照応保持ダミー、認証情報は伏せ字、日時は保持して時系列を壊しません。
PRESETコード中の埋め込みPIIを監査向けにラベル置換。認証情報(キー・トークン)は伏せ字で確実に消します。
PRESET問い合わせメール・やり取りの共有用。差出人・宛先・連絡先を自然なダミーに置き換え、認証情報は伏せ字にします。
PRESET社外共有する議事録向け。人名はダミー化しつつ、組織名・日時は文脈保持のため残します。
プロファイル管理画面。プリセットを複製して自社ルールに調整し、チームの定型として運用できます。
独自の管理番号体系、製品コードネーム、社内案件名、専門用語——業界や企業ごとに、標準の84種類だけでは表しきれない固有の情報があります。PII-Fiでは、こうしたドメイン固有の型を辞書・パターン・文脈解析パイプライン(CPR)・除外キーワードの4つの方法で登録し、検出対象に加えられます。プロファイル単位で適用でき、御社の運用に合わせて検出を調整できます。
御社固有の用語・固有名詞・管理番号のリストを辞書として登録。「知っている語」を確実に捕捉します。社内コードネームや案件名、製品名など、辞書に足すだけで拾える情報に有効です。
独自フォーマットの識別子(例: 製番 ABC-2026-0001、社内チケット PJ#12345)を正規表現パターンで定義。決まった形の機密情報を高精度に検出します。
「その語の周辺に何があれば機密か」を文脈で定義する文脈解析パイプライン。単独では無害な語でも、文脈で機微になる情報を捕捉します。医療・金融・人事など11の文脈パイプラインを標準搭載する、PII-Fiエンジンの中核機構です。
「この語は検出しない」除外キーワードを登録できます。御社環境で紛らわしい語や、あえて残したい語を検出対象から外し、運用に合わせて精度を調整できます。検出する型を増やすことも、外すことも、御社の手元で設定できます。
個人情報を扱うサービスだからこそ、「そもそも保存しない」を設計の出発点にしています。
アップロードされた原文・検出結果・復元素材は処理のための一時保管のみ。処理が終わりしだい破棄され、データベースに本文は入りません。
作業を保存する場合もジョブ別の鍵で暗号化(AES-256-GCM)。通常は最終操作から60分、明示保存でも48時間で自動削除されます。
サーバーのアクセスログ・ジョブログに記録されるのは処理文字数などの計量情報のみ。お客様のテキスト本文は記録しません。
処理日時・使用プロファイル・型別の検出件数・原本のSHA-256ハッシュを記録した監査用レポート(PDF)を出力ファイルに同梱します。
非識別化は特定リスクを下げる技術であり、魔法ではありません。残るリスクも含めて、画面とレポートで正直にお伝えします。
機密データを外部に出せないお客様には、社内ネットワーク内で完結するオンプレミス構成を個別にご提案します(Enterprise)。
ご利用量の単位は「ユニット」。ファイル数でも回数でもなく、実際に処理した文字数で数えます。料金・お見積りは商談にてご案内していますので、まずはお気軽にご相談ください。
| Liteまずは小さく始めるチームに | RECOMMENDEDStandardチーム・部門での本格運用に | Business大量処理・全社展開に | |
|---|---|---|---|
| 料金 | ASK商談にてご案内 | ASK商談にてご案内 | ASK商談にてご案内 |
| 月間ユニット | 100(約1,000万字) | 500(約5,000万字) | 2,000(約2億字) |
| プロファイル登録数 | 3 | 10 | 50 |
| 証跡レポート | ✓ | ✓ | ✓ |
| 追加ユニットパック | ✓ | ✓ | ✓ |
| 導入の相談をする | 導入の相談をする | 導入の相談をする |
月間ユニットが不足したときは、必要な分だけ追加購入できます。価格・条件は商談にてご案内します。
シート(利用者数)単位でご契約いただくプランです。お客様のインフラ上に PII-Fi を構築するオンプレミス対応(データ完全秘匿)で、テキストを外部に一切出さない運用が可能です。料金は ASK ── お問い合わせください。
※ 月間ユニットは毎月リセットされ、翌月への繰越はありません。※ 料金・お見積り・トライアルのご希望は「導入の相談をする」からお問い合わせください。